物語

2010/11/19

vol. 2 basketball

「君は左手が使えなきゃ、うちの4番にはなれんよ」

今年の二月、初めての公式戦である一年生大会.
ボコボコにされた相手チームの監督(先生)が最初にそう言った.

見る見るうちに顔が赤くなった.
バスケの4番とはキャプテン番号であり
チームの中心選手であることを意味する.

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続きは 【story basketball】
『vol.2 バスケット』にて

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2010/10/29

vol. 1 basketball

「すごいよ先生、NBAの技をみせてくれるんだ」
嬉しそうにAkiraは何度も手振り身振りで
そのワザとやらを説明してくれた。
しかしながら、
その左手首は石膏で固められており、
スキルも農道というこの場所も
華麗なその技を披露するには
あまりにも足らない物ばかりだった。
あるのはたったひとつのボール。

トントンと小気味好い音を響かせての
ドリブル散歩が日課となったのは
初めての部活が本格的に始まる五月も終わりの頃だった。

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続きは【story basketball】
『vol.1 バスケット』にて>

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2010/10/28

basketball

Akiraは中学になって部活はバスケと決めていた。
ところがこの夏休みの部活動は10日間もあっただろうか?
一年の時はどうだったかと訊くと
あまり記憶にないという。
そう、練習をした覚えがないということだった。

何も病気や特別な事情があって活動日数が少ないのではない。
我が母校はいつのまにやら、
とんでもない貧弱な部活となっていた。

彼が入学した昨年は男子バレー部が廃部となっていて、
信じられないことに
長男が入学した四年前には
既に女子テニス部は廃部だった。
決して過疎化が進んでいるのではない。
むしろ市の振興住宅地域のモデル地区となっており
生徒数は増えつつある。

そういう状況のなかで
10月から2月いっぱいまで午後部は取りやめという
学校から新たなお達しがあったのは去年の今頃だった。
午後四時には全員下校させるために必要なんだそうな。

今、学校で何が起きているのだろうか?

難しいことは分からないけども、
遊びではなく、
心から打ち込めるものに部活動は欠かせないと思う。

家の子達は間違いなくそうだった。
テニス部だった長男は・・・
どうしようもない悔しさと
己の腑甲斐無さに押しつぶされそうだった。
両目に涙をいっぱい浮かべ
拳を地面に何度も打ちつけた。
あのひたむきさは見ていて本当に辛かった。

運動が得意な子ではないけども
もっと納得の出来る練習をしたかっただろうに。
公園のコートで親子して自主練習するのがやっとだった。

そして次男のAkiraも同じ問題に直面し
更に厳しい現実と闘っている。
頼みの綱である体育館が耐震工事のために
この10月より使用不可となっているのだ。

初めてバスケに出会い、
いろいろと経験させてもらいながらの一年半。
彼と共に入部したのは10人で
実質部活に参加している子は6人。

この9月には彼らの新人戦(公式戦)も終わった。
初戦突破を果たしたのは七年ぶりだそうな。
試合終了のブザーが鳴った瞬間は
ちょっと泣けそうになったよ。

あれこれ試練を乗り越えての一年半とこれからのことを
少しずつ記そうと思います。

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2009/11/22

vol.5 難関

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立場は完全に逆転しているが
それにはそれなりの背景があった.
金髪パンチの姐さんは・・・
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続きは「あの日あの時」
【vol.5 難関】にて.

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2009/11/21

vol.4 アイドル

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「ス・ギ・さ・ま」
そこかしこから声を掛けられ、
その度にキラッと輝くような笑顔をふりまく.
これが素で出来る人はそうそういない.
特技といより天性・・・
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追記:16:15加筆
続きは「あの日あの時」
【vol.4 アイドル】にて.

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2009/11/17

vol.3 通路

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薄暗い通路を曲がると、
突き当りに荷物用のエレベータが見えた.
そこを迂回すると下に通じる階段がある.
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続きは「あの日あの時」
【vol.3 通路】にて.

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2009/11/16

vol.2 吸いさし

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新人とはいっても
このお店に限っての話で
残念ながら爽やかモードは
ちょっと前に卒業した・・・
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続きは「あの日あの時」
【vol.2 吸いさし】にて.

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2009/11/12

はじめに

「ゴミはポケットに入れる!」
金髪パンチパーマ?の丸い頭が
ちょこんと乗っかった太いオバチャマが、
仏様どころか仁王様のような形相で
売り場のバイトを叱り飛ばす.
彼女は販売専門の派遣社員さん.
通称、マネキンと呼び、
下手な百貨店の社員より睨みが利く.
実際のところ、
人生経験豊かな人達が多いのも事実で、
「あんたのコレ、出所(で)てきたの」とか、
休憩室でのヒソヒソ話は
充満した煙草の煙同様、
いつも胡散臭さではち切れそうだった.
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D4

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百貨店が元気だった頃のお歳暮商戦.
あの頃ぼくは、やっと仕事を覚え始めたばかりの新人で
贈答品売り場にメーカから派遣されていた.
時代は昭和から平成へ.
宝石、絵画がべら棒な値段で右から左へ
飛ぶように売れたんだとか.

浮かれてた?
そんな実感はサッパリない.
繁忙期は地元の百貨店のバックヤードで
在庫管理と包装に明け暮れた.
勿論、接客もしたし系列店への出張、営業活動もある.
閑散期は月の半分以上を大阪や東京で過ごした.
いやいや殆どの都市の百貨店に出入りしたなあ.

馬鹿みたいに忙しかったけど、
あれほど楽しかった日々もない.

もう20年も前の出来事.
どこまで覚えているか自信はないけど、
その頃の事を少しずつ綴ろうと思います.

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たまのママさんに触発されて、
当時、ぼくが経験した業界の
あんなこと、こんなことを書きたくなりました.
殆どは不思議人間達との出会いの物語です.
まあ内容はフィクションということにしておきましょう.

不定期ですが、お付き合い下されば幸いです.

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