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2008/06/16

取水

分流された水は隣のポンプ場で整流されて、
土中の管水路を経由し、この地域一帯の水田を潤す.
それは敷設された専用の蛇口を捻って、
田圃に水を引き入れるということ.
今時の田畑を巡らす用水路は、排水のためだけに
その役割を担っているかのようだった.
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C46_2

この水は20km以上も上流で取水され、
一切の生活排水が流入することなく、
この下流域の農業地帯に回されている.
その発端は純粋に水不足の解消を願うものだったろうし、
農業の振興と効率化を目指してのことだったろう.

しかし 今となっては
都市化の波が押し寄せる街の河川は、
とうの昔に排水路としての役割しか担えないのが現状で、
それを見越しての投資だったのか?とさえ思える.

どちらにしても飲み水どころか農業も、
その水資源は上流部の水質が頼みの綱で、
下流域の農業地帯は、このままでいいの?と不安になった.

さりとて 饐(す)えた臭いのする、
直ぐ隣を流れる街の河川から取水しての農業を、
今更、誰が想像することができましょうや.

食糧自給率の低下が取りざたされて久しいのですが、
その根は実に深いなあと思うのです.

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